りっころぐ

アラサーOLの日記。

【映画】心が叫びたがってるんだ。(ここさけ)劇中歌、歌詞一覧【ネタバレ】


 心が叫びたがってるんだ。劇中歌

まあまあ、めんどくさいかなとか思いつつ、劇中歌の歌詞を一覧にしてみました。

パンフのを打ち込んでるだけですが、自分のメモ用としても。

 

 

実写版、はじまりましたね。
近々見に行く予定です。あのこっぱずかしい感じが実写でどうなってるのか、ちょっと楽しみです。

映画の感想はこちら。

 

www.riccolog.com

 

 

音が聞きたーい!って方はサントラどうぞ。

 

 

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第二学年演目:ミュージカル 「青春の向う脛」

第1幕

ヒロインは、とても貧乏でとっても夢みがちな少女。

 お城で毎夜おこなわれている、すてきな舞踏会にあこがれている。

こっそり舞踏会を覗き見していた少女……そこで知る、衝撃の事実。

ここはお城ではなく処刑場、紳士淑女はみな罪人達。

『罰』を受けているのだという―――。

 

「あこがれの舞踏会」

歌:少女、王子(罪人)

(メロディ「Swanee)

 

きんぴかのお城で 夜ごとくりかえす

紳士と淑女つどう あの舞踏会

ひるがえるドレスは 赤いサカナみたい

ホールを泳いでく 尾びれゆらして

 

「君 ここで何をしているんだい?」

王子様があらわれて わたしにいうのよ

「おや なんて美しいひとなんだ

覗き見なんてやめて 僕と踊りましょう」

 

……いけない つい妄想モードに

そんなの あるはずない奇跡

 

ああ それでもやっぱり踊りたい

薄汚れたボロ靴をガラスのヒールに

ねえ ターンはちょっと苦手だけど

ステップは得意よ

夢に見ている 目覚めてしょげる

あこがれの舞踏会

 

 

第2幕

舞踏会の真実を知り、動揺する少女。

しかし、家に帰れば身寄りもない寂しい一人暮らし。

孤独の中でじっと耐える生活。

やっぱり、あの舞踏会に参加したい。

たとえそれが、非道な罰だったとしても……。

 

「光のない部屋」 

歌:少女 コーラス:謎のダンサー

(メロディ「Summertime」)

 

くらい なにも見えない 電気とまったの

くらい 人生はくらい つまずくばかりの日々

くらい ならちょっとくらい 夢をみるくらい

くらい まやかしだって いいから踊ってみたい

 

第3幕 

貧しいながらも真っ当に生きてきた少女は、

どんなことをすれば罪になり、罰を受けるのかがわからない。

そんな少女の周りに、わらわらと集まってくる悪い妖精たち。

「城下町に放火してみたらどうか」と、耳元でささやいた。

 

 「燃えあがれ」

歌:悪い妖精

(メロディ「ダローガイ・ドリーンナィユ」)

 

ポケット手をつっこみゃ マッチの箱ひとつ

そんな寒かないのに おまえは火をつけた

 

ゆれる炎 浮かびあがる 遠く甘い生活

ダンスお喋りドレスのフリル 明け方の恋遊び

燃えあがれよ焼きつくせよ ボボボボーボ ボボボボボー

ボボボボーボボ ボボボボーボボ

ボボボボーボボボボボボ―

 

必要なのは罪 それもでかい罪だ

いっそ着火しちゃえ 怒りおもむくままに

 

ためらうなよ恐れるなよ その火放ってみろよ

瞳のなか 炎のあか おまえとっくにイカれてる

燃えあがれよ焼きつくせよ ボボボボーボ ボボボボボー

ボボボボーボボ ボボボボーボボ

ボボボボーボボボボボボ―

 

第4幕

少女は街に火をはなった。

これで捕らえられ、罰を受けることになるはず……ところが。

とつぜんの炎に人々は大騒ぎで、犯人探しはあてずっぽう。

少女は「わたしが犯人だ」と叫びまくるものの、まるで無視される。

誰からも罪に問われず、絶望する少女。

そこに謎の玉子がやってきてそそのかす。

この世でもっとも重大な罪は、『言葉で誰かを傷つける』ことだと――。

 

「word word word」

歌 :少女、街の人々

(メロディ「アラベスク」)

 

アタマワルイ(うるせぇな)

カオモワルイ(ほっとけよ)

あんたの前世は虫

 

カネガナイ(ふざけんな)

カチモナイ(ひどすぎる)

母ちゃんはでべそだ

 

あっちいけこっち見んな

(おいこいつ黙らせろ 好き勝手いいやがる)

空気吸うなもったいない

(憎らしいその口を 永遠にふさぐぞ)

 

キモスギル(なんてやつ)

ムリスギル(ゆるせない)

えんがちょにバリアー

 

ダイキライ(こっちもだ)

シンジャエヨ(てめえがな)

ナンマイダ チーン

 

 

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第5幕

思いつくありったけの悪口を、いろんな人に言いまくる少女。

しかし、やはり罪に問われることはなかった。

そのかわり、みんなの心を傷つけまくった少女は、

みんなに嫌われて村八分にされてしまう。

あまりのショックに、気づくと少女の声は出なくなってしまった。

あたりには、玉子の邪悪な笑い声が響きわたるのだった……。

 

「わたしの声」 

歌:少女(心の声)

(メロディ「グリーンスリーブス」)

 

わたしの声 さようなら あの山の先の

深くねむる湖に 行ってしまった

 

ひとのこころ傷つける 悲しい言葉を

口にしたくないと泣き 行ってしまった

 

おはよう こんにちは ごきげんはいかが

ありふれたやりとりが いまは恋しい

 

わたしの声 消えたこと みんな喜んだ

みんなわたしの言葉を 嫌ってるから

 

おいおいと泣きながら 去って行った声

残されたわたしは もう 泣くことできず

 

第6幕

声を失った少女は一人森をさまよい、

絶望のなかでバッタリ倒れてしまう。

そこに、ちょうど森で狩りを楽しんでいた王子様が現れて、

少女を助けてくれるのだった。

王子様は、少女が「言いたいことがあるのに言えないのだ」と解釈して、

彼女の心をとかすように優しい言葉をかけてくれる。

 

「玉子の中にはなにがある」

歌:王子

(メロディ「Around The World」)

 

玉子にささげよう

beautiful words 言葉をささげよう

 

玉子の中には しらけた白身と ぶきみな黄身

ダメダメそうじゃない 割ってしまったらすべてがおじゃん

手のひらにのせて そっと語りかけてごらんよ

胸のなかひめていた 気持ちを言葉に

 

楽しい嬉しい可笑しい愛おしいちょい恥ずかしい

悲しい憎らしいねたましい狂おしい苦々しい

すべての言葉が 響きあい求めあいまざりあって

産声をあげるから 君だけの世界

 

第7幕

王子様と出会って、王子様を好きになって。

少女の中に『愛の言葉』がどんどん生まれていく。

喋ることのできない少女は、それを 伝えられなくはがゆく思う。

 

そんなある時、事件がおこった。

王子様が暗殺されそうになり、

玉子の策略により犯人が少女とされてしまったのだ。

声がでないため、みんなの誤解をとくことができなかった少女は、

今まで自分が傷つけてきた人々に捕まり、処刑されることとなる。

王子様は必死に少女をかばおうとするが、それもかなわず。

処刑台に連行されながら、少女は心のなかで歌う……。

 

「心は叫ばない」

歌:少女(心の声)

(メロディ「ピアノソナタ第8番『悲愴』)

 

心は叫ばない

伝えたいことあった気がするの

だけどもう届かない

ならば 別れの言葉もいらない。

 

少女は処刑台の上で、首をはねられることになる。

絶叫する王子様、涙する少女……すると。

その涙が大地にしみわたり、それが芽吹き、花が咲き、

鳥が飛んできて、少女が心の殻に閉じこめていた

『王子様を愛する思い』を歌いだした。

 

「心は叫んでいる」

歌:花や鳥たち

(メロディ「Over The Rainbow」)

 

心を叫んでごらん

こわがらずに大きな声で

あなただけの言葉が

この世界を輝かせるよ

 

最終幕

王子様も人々も、少女のほんとうの気持ちを理解した。

そして、少女がおかした『罪』を許してくれた。

みんなの優しさに、みんなのこころに感謝する少女。

この思いを、ありのままに伝えたい……と強く願ったそのとき。

少女に、失ったはずの『言葉』が戻ってきたのだった――。

 

「心が叫びだす」

歌:少女(心の声)、玉子、世界の人々

(メロディ「ピアノソナタ第8番『悲愴』)

 

心が叫びだす

あなたのとなりで見る世界は

 

すべてが美しい

悲しい過去も涙のあとも

わたしは叫ぶから

あなたに出会い生まれた気持ち

すべてを愛してる

あなたがくれたこの世界を 

 

「あなたの名前呼ぶよ」

歌:少女、王子、世界の人々

(メロディ「Over The Rainbow」)

 

あなたの名前呼ぶよ

優しいあなたの名前呼ぶよ

 

あなたに教えられた

とても美しいこの世界

この世界を抱きしめるよ

全部まるごと抱きしめるよ

あなたを愛している

あなたをこんなに愛してる

 

 

 

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